数秘的ライフサイクルと正負の法則

宇宙の法則
ハーレィ
ハーレィ

古代から知識人の中で密かに使われていたとされる数秘術。
今回は数秘術が算出するライフサイクルと正負の法則について解説します。

数秘術ってなに?

数秘術とは自分の誕生した西暦と生年月日を1ケタになるまで足した数字(11,22,33は除く)を
ソウルナンバーとし、そのナンバー特有の性質や課題を知るというものです。

数学のピタゴラスが創始者と言われ、ユダヤ教のカバラの書物にも数秘術についての記載があります。
英語では「ヌメロロジー(numerology)」numero[数]+logy[学術]で浸透しています。

それぞれの数字には個性や特性があり、そこからその人の「運命」「使命」「才能」「カルマ」「人生の意味」などを読み解いていきます。

ソウルナンバーについてはまた別の記事でご説明しようと思いますので
今回は個人のライフサイクルについて詳しく解説します。



数秘のライフサイクル

数秘術のライフサイクルは9年を周期として、1から始まり9で完結します。

1から9の歩みは、種をまいて育て、収穫し喜び、それまでを省みてまた新たなサイクルを迎えるという流れになっています。

それぞれのサイクルのご説明を簡単に紹介します。

1 発展 [種まきの時期]
これからの9年間の方向性を決める、重要な年。積極的に動くことが吉。

2 協調 [お手入れの時期]
忍耐と調和の年。土に水をやるように、自分の成長に必要なことは積極的に備えること。

3 創造 [芽が出る時期]
芽は出るが一進一退。今後についての方向性を再度見直すタイミング。

4 安定 [雑草処理の時期]
現状維持の年。
基礎固めをし、実力を養っておくこと。

5 変化 [成長の時期]
刺激的で不安定な年。
ものごとに抵抗せず、波に乗るようにすることがポイント。

6 愛情 [花が咲く時期]
信頼と愛の年。
身近な人間関係が充実する1年。覚悟を持てば、成果がみられます。

7 休息 [剪定の時期]
内省し充電する年。自分自身のメンテナンス期間。
「何か」を受け取る準備として、スペースを空けておくこと。体調を崩しやすい。

8 充実 [収穫の時期]
願望が成就する年。
いい流れを掴むためには積極的に動くこと。実を腐らせないようにしましょう。

9 完結 [土に返す時期]
区切り、総決算の年。
一旦手放し、土壌を整えること。次の9年に向けて、方向性を探るための準備段階。

11 動揺 [間引きの時期]
気持ちが揺れ動く1年。人間関係のトラブルに注意。

22 大波乱 [嵐の時期]
大変な年になりそう。幸運をつかめるこor大避難に見舞われるかはあなた次第

33 激動 [突然変異の時期]
精神的に揺れうごされる1年。大きな転機。

1は上昇、2は下降、3は上昇、4は下降‥と上がったり下がったりの波を描くのがライフサイクルの特徴。

これは正負の法則とリンクしている部分があります。

正負の法則とは‥
世界は、「正」「負」の両方のバランスで成り立っている。
「正」しかない人、「負」しかない人は基本的に存在しない。
「正」と「負」は両方で一対、バランスの法則と言える。

9年を通して必ずいい時も悪い時もあり、挑戦することで成果を生むという課題が存在します。

自分のサイクルを知る

気になるご自身のサイクルは下記の数式で算出することができます。

(例)9月16日生まれの方の2020年のライフサイクル
   2+0+2+0+9+1+6= 20 = 2+0 = 2

※この時サイクルはその年の誕生日から始まります。
 上記の場合、2020年9月15日までは2019年のサイクル「1」、
 2020年9月16日よりサイクル「2」になります。

ポイントはご自身のお誕生日からその年のサイクルが始まるので、
それまでは昨年のサイクルが続いているという点です。

お誕生日の前後で気が変わりますので、環境や感覚の変化を肌で感じる方も多くいます。

私自身の体験で言うと、
ライフサイクル1の時に会社からの独立を決心し
ライフサイクル2の時に本格始動、営業活動を続け
ライフサイクル3で人脈が増え、仕事が上り調子に
ライフサイクル22(4の変わりに)で婚約が破断し
ライフサイクル5仕事で一番の収益を得て、価値観も大きく変化
ライフサイクル6で結婚
ライフサイクル7で体調を崩し流産
ライフサイクル8で妊娠・出産&仕事復帰
ライフサイクル9で働き方の改善という課題を感じ、人生の断捨離を結構

振り返ると恐ろしいくらい、ライフサイクルとリンクしているんですよね〜

苦しいことがあった後は、それ以上の幸せを必ず得ることができるということを実感したのも
正負の法則とライフサイクルを両方知ったからだと思っています。

私の歴史で言うとサイクル22の時、結婚が直前で破談になった直後から仕事はうなぎのぼり
そして時間やお金の使い方がガラッと変わり、心から幸せを感じられるようにシフトしました。
これは破談がなければきっと得られなかった喜びです。

そしてサイクル6で結婚し、幸せな新婚生活していたものの
サイクル7の間はほとんどずっと体調を崩して、仕事をセーブせざるを得ませんでした。
そして極め付けは流産。
働き方を考えざるを得ないとても辛い時期でした。
それもサイクル8に入る前に妊娠がわかり、8にめでたく出産。
7の時期を経ての幸せは、かけがえのないものとなりました。

この世はバランスでできています。

良いも悪いも、正解も不正解もありません。

大切なのは内なるあなたがどう感じているか、どう進みたいのかです。

その道を行くときに助けになるのが、智恵です。

智恵があれば、迷った時、辛い時も落ち着いてそれを受け入れることができるかもしれません。
数秘術は自分自身のことと、人生のサイクルを知ることができます。
知っているからこそ対応できること、知っているからこそ大切にできる時期があると私は思います。

数秘学と正負の法則もぜひ活用しながら、あなたらしい人生を歩んでくださいね。



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