コロナ渦で幸せ度がアップした禅の智恵

宇宙の法則
ハーレィ
ハーレィ

コロナによっておうち時間が増えた今。
幸せ体質になれるチャンスかもしれません。
禅から学んだ幸せの智恵をお伝えします。



引き寄せ歴が長いのに、ちっとも幸せになれない

ザ・シークレットが話題になった頃、書店に努めていたこともあり
比較的早く「引き寄せ」の情報を得ることができました。

自分の願う結果を思い浮かべながら、感情を使うという理論をコツコツと実践してきました。

それなのに、なかなか大きな結果を生むことができず長い年月渇望していた私。
ある事件をきっかけに、そこに大きな大きな「落とし穴=心のクセ」があることに気がつきました。

誤った心のクセの状態のまま引き寄せをするとどうなるでしょう?
ご想像の通り、悲惨な結果を生み出します笑

「欲しい、欲しい」と思いすぎて「無いこと」を引き寄せてしまった話が気になる方は
参考までにこちらのストーリーをご覧ください。
人生最大とも言える事件のおかげで、新しい発見があったことは確かです。

大きな失敗の最中、コロナが急激な感染を広げ世界状況はあっという間に深刻なものになっていきます。

緊急事態宣言が発令され、日本中の人々が自宅待機を推奨されます。
かく言う私も、(別の意味でも)自宅謹慎モード。

外部との接触が大々的にカットされたおかげで、自然と自分自身の内側へと思考が流れていくようになりました。これは、人生を変える素晴らしい経験でした。

内省を続ける内に、引き寄せの意味や宇宙の法則といったものが、共通の事柄を表現しているという実感と共に、心が穏やかになっていくのを感じ取ることができたのです。

そんな2020年4〜6月、自分自身と向き合い(向き合うしかなかったですよね笑)ふとしたきっかけで手にした禅の本にしみじみ、しっくるくる経験をしました。

禅との出会い

たまたま手にした本が禅僧さんのものだったことがきっかけで、
私の内省の旅は心の深掘りへと新しいステージに移行します。

草薙龍瞬(くさなぎ りゅうしゅん)さんの「反応しない練習」は私の人生を変える一冊となりました。

草薙龍瞬(くさなぎりゅうしゅん)とは、日本の仏教僧侶。著述家。興道の里(こうどうのさと)代表。
宗派・伝統に属さない独立出家僧として、各地のイベント・講演会・研修に出張も行う。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E8%96%99%E9%BE%8D%E7%9E%AC

これからご紹介するのは、ご紹介の著書から得たほんの一部の知識を自分の経験と照らし合わせたものです。

青い鳥を探しに行くのではなく、幸せは自分自身の心の中にすでにあったといことを
改めて教えてくれるものとなりました。

幸せ体質になるステップは3つ。

自分自身の心とぜひ、じっくり向き合ってみる時間を作ってください。



1. 自分の心のざわつきを3分類する

心がざわつくという経験はみなさんしたことがあると思います。

様々な思考が頭をめぐり、仕事や今するべきことが手につかない、またはやる気を喪失することです。

それは起こる事柄に一つ一つ反応するために起こります。

無駄なことへの反応を極力減らすことで、もっと心は自由に豊かな方向へとシフトすることができます。

ではどうやって、心がいちいち反応し、感情が動かされ、思考がめぐることを止められるのでしょうか。

まずは、「心のざわつきに気がつき、それを分類すること」が第一歩です。

無駄な心の反応は下記の3つに分類することができます。

1.貪欲‥「欲しい」「なりたい」「もっとこうされたい」「勝ちたい」など欲しがること全て
2.怒り‥相手に対する不満や、自分自身への苛立ち、イラッとついしてしまうこと
3.妄想‥相手にバカにされた、ないがしろにされた、相手はこう思っているのではという思いこみ

お金や数字が目当てで物を考えている状態は、「貪欲」という心のざわつきに
囚われてしまっていることを差します。

そして相手に言われた言葉に瞬間的に反応したり、肩がぶつかったなどでついイラッとするのは
「怒り」にすぐ反応しているからです。

そして最も多いのは、ただ起きた事柄に対し、自分自身が勝手な想像を膨らまし、その中で怒ったり、
怖がったり、自分を卑下したりする「妄想」に心を許している場面です。

例えば、上司に嫌われたのではないかとゴマを擦ろうとしたり、ママ友に嫌味を言われたと思い込んで
1日を台無しにしたなど‥

これは全て、あなたの思考の中の出来事です。

事柄はただただ起きているだけであって、それに良い悪いは本来ありません。
そこに心が反応し、妄想を膨らませることで、無駄な時間と労力を使ってしまっているのです。

まずは、そのことに気がつくこと。

そして、反応する前に落ち着いて心のざわつきを3つのどれに当てはまるか分類してみましょう。

そうすることで、どうでも良いことに気を取られたりすることが減り
自分自身の今向き合うべきことに時間を有効活用することができます。

2. 心が反応する度に、正しいポジジョンに戻る

心が反応し、感情が上下しているのは良い状態とは言えません。

良い状態ではない時ほど、ある行動をしてしまいがちです。

例えば、外見を飾り、いつも相手の意見に動揺し、自分の欲望に流されている状態です。

‥これ、少し前の自分の姿なんですね。。お恥ずかしい。

心が安定しないと、つい外側に答えを見出そうとしてしまうものです。

私の場合は、洋服や化粧、アクセサリーで自分を飾ることで少しの自信を取り戻し、
のびのびとした自信のありそうな相手の意見に左右されて動揺してしまい、
そのストレスを物欲や出世欲、お金が欲しいという貪欲に向けていたようです。

上記の状態を3つのざわつきに分類してみてください。
全部の項目が当てはまっていますよね笑
心が良いポジションではないのは当然です。
雑念、思惑、思考だらけで心がすり減っていました。

心の正しいポジションとは、
①心が無駄に反応せず静かで ②無欲だけど幸福感に包まれていて ③自分自身を全て肯定できる状態 です。

様々な心のざわつきや執着から自由になるということは、外側に答えを求めてもいつまでも見つかりません。

ひたすら自分自身の心と向き合い、思考きれいに掃除し続けるイメージだと私は思っています。

自分自身の感覚に心を寄せることが大切です。

その作業の中で、瞑想は特に効果を発揮するものなのでおすすめです。



3. 「私」が「私」を肯定する

最後はステップ2でも出てきましたが、「自分自身を肯定する」ということです。

他人との競争から降りること、勝ち負けや数字に自分自身の価値を見出すことをやめることが大切です。

ステップ1で無駄な反応をすることをやめていき、3つのざわつきを手放していくと
自然とありのままの自分自身に愛着が出てきます。

私は、私を肯定する。

どんな言い回しでも良いですが、上記の表現を一日一回は自分自身に届けましょう。

自分は、何をしても、しなくても、大切な存在であることを思い出してください。

外的刺激によって欲しがっていたこと、比べていたこと、なりたがっていたことから自由になってください。

そうすれば、ただただ毎日を丁寧に生きているだけの自分自身が大好きになれます。

華やかなことは一切なく、ドラマチックでもないですが、
心の底からじんわりとあたたかくしっかりと地に足のついた確信のあるある幸福を感じることができるように
なれるでしょう。

新型肺炎によってもたらされたあるきっかけ。
お一人お一人違うと思いますが、ぜひ自分自身の成長へと意味づけをしてください。

外に出なくても、人に会わなくても、心は自由ですし、幸福を感じることができるのです。

みなさんの未来が少しでも輝きますように!

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