娘と鼻涙管閉塞のふしぎ

子育て
ハーレィ
ハーレィ

生まれてから鼻涙管閉塞により

悩まされていた症状が完治するまでの

ちょっと不思議なお話です。

私には現在1歳半になる娘がいます。

この記事は、娘の鼻涙管閉塞という症状の経緯と

治るまでに行った、ちょっと不思議な取り組みをご紹介します。

1年半も経つと、もう宇宙人のような生まれたての時の記憶なんて

うっすらとしてしまうものですが‥笑

ただ、今も記憶に残るのは

出産を終えて数時間後に、娘を初めてゆっくり抱いた時のこと。

泣いてもないのに、左目がなぜかうるうるしているんです。

「あれ?目やにが多いのかな?まつげのせいかな?」と不思議に思った記憶があります。

それからも、どんな時も左目がうるうる。

結局退院する時にも、1週間検診でクリニックに再訪する時にも

左目はうるうるして、目やにが多いままでした。

1週間検診では「様子をみましょう」とのことで、

初めての子育てに奮闘している内に、本当あっという間に3ヶ月が経ちました。

依然目はうるうるしているものの、私がそこまで深刻に捉えていなかったので

3ヶ月検診の時に、「一度眼科にみてもらった方がいいです」という言葉を聞いて

急に焦る気持ちが押し寄せました。

仕事を復帰していることもあって、ようやく眼科に行けたのが

娘が4ヶ月になる時です。

眼科の先生が娘を見るなり

「4ヶ月にもなると動いてしまうので、積極的な治療は難しいですね。」と言いました。

なんと‥!遅かったのか!!手遅れなのか!!!

その時初めて「鼻涙管閉塞」という症状であること。

新生児のうちであれば、針金などを通して(怖いですけど‥)

治療ができる場合もあるということを知りました。

自分の行動の遅さと、捉え方の甘さに打ちひしがれていると

先生が希望的な観測を仰ってくれました。

「この症状はだいたい1歳前後で自然治癒するケースが多いですよ。

1歳すぎても症状が治らない場合は、再度一緒に考えましょう。

今は全身麻酔などして、治療するやり方もありますし。」

後半の解説は恐ろしすぎましたが、自然治癒するかもしれないという可能性に

救われた気がしました。

それからは、自然治癒するかもしれないという

極めて淡〜い、何の確証もない助言を信じてすごすことになりました。

ただ成長に伴い、うるうるなんて可愛いレベルではなく

黄緑色の目やにが毎瞬、毎瞬、左目に溜まってるんです。

朝は目やにで左目が開かないのは日常茶飯事。

濡らしたタオルで左目を拭き続け、固まった目やにを取るのに苦労しました。

そして辛かったのは、笑っていても泣いた後のように目が潤んでいること。

「あら、泣いてるの?」と通りすがりの人に言われるのにも胸が痛みました。

そして、友人や知人にいちいち説明するのにも正直気を使いました。

そして、健やかに成長してくれるものの

生後12ヶ月になっても治らないぃ!!!

どうしようもないのだけど、毎朝娘のケアをする度焦りと不安が押し寄せます。

ちょうどその頃、親友からとある宗教に誘われたこともあって

まだ信じる気持ちは無いのだけど、直接質問できる機会があるので

聞いてみることにしました。

半年以上経っても治らないので、ここまできたら神頼みです!

質問に対する回答はなんと‥

目は愛情を意味します。

そして左は男性、つまりご主人に対する愛情が足りなくて

寂しい思いをさせているのではないですか?

声がけやお世話など、赤ちゃんではなくて、ご主人を最優先にしてください。

ご主人を最優先に大切にする、ということは何もこの症状に限ったことではなく

当たり前のこととして、続けてくださいね。

私の瞬間の感想→「は、はぁ‥」

え、娘へのケアじゃなくて、直接関係なさそうな主人への愛情‥?

私は割と単純な性格なので、そう言われてみると

産後から娘最優先で、必死に世話をしてきて

親レベルの低い主人に、言葉にならない圧力をかけてきたことを反省しました。

自分の方が、つきっきりでがんばってるのよ!という暗黙のプレッシャーです。

不思議なアドバイスをいただき、その日から少しずつ下記の行動に移してみました。

それ以外取り組めることないですからね。

  • 主人が出勤する時は見送る、またはできる限り沢山会話して送り出す
  • 主人が帰宅した時は、娘と一緒に玄関までお出迎えする
  • 子育てを言い訳に手を抜いていた晩ご飯を少しだけましにする
  • 主人の今日の一日の話を聞く
  • 「ありがとう」を一日一回は必ず言う
  • 「あなたのおかげで」と感謝を伝える

最後の「あなたのおかげと感謝を伝える」これが最重要項目です!

今まで「感謝こそされてもすることはない」精神で

無言のプレッシャーを与えてきた私ですからね(汗)

結構意識してがんばりました。

2週間もすると、何となく主人もいつもより心なしかご機嫌が良いように感じます。

そして2週間ちょっとすぎた朝‥

眠っている娘が、美しく感じて、じっと眺めていました。

すると、キレイな両目が、すっと自然に開いてこちらを見ました。

そう、うるうる涙も、目やにもない、初めての朝がやってきました。

今となっては、ふしぎなアドバイスに対する取り組みが効果的だったのか

それとも自然治癒だったのか測りかねますが、

そのキラキラした朝から、娘の鼻涙管閉塞は収束したのでした!

もし同じ症状で、何もかもやり尽くして困っている方がいたら

ダメ元で試してみてください。

ダメだったとしても、家庭内はより明るくなるはずなので損はないですよ^^

長文になりましたが、お付き合いいただきありがとうございました!



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