
読んでいただきありがとうございます!
少しでも役に立つ情報だと嬉しいです。
明日はもっとハーレィ!
かれこれ10年の付き合いのクライアントさんと飲みいった時に
飯田忠彦さんの「生きがいの創造」という本の存在を教えてもらいました。
大学教授による、多くの科学者によって研究された「生まれ変わりの科学」についての著書です。
退行催眠によって、子どものころの記憶や前世に戻りその時の様子や感情を知るという手法です。
興味深すぎて、1日で本を読み終わり
その翌日には退行催眠ができるセラピストさんを探し出し、
1週間後に退行催眠を予約してしまいました!
思い立ったが吉日!
昔は「前世」と聞くだけで、きな臭く感じたのですが
飯田先生の著書により、持っていた印象がガラリと変わったのが理由です。
いざ、退行催眠を体験!
先生:「まずは催眠にかかりやすいかテストしますね。」
先生:「目を閉じて、両手を伸ばし、右手の手のひらを上に向けてください」
先生:「右手には小さな辞書があることを想像してください。
左手首には大きな風船が結び付けられています‥」
先生の合図で目を開けると、右手はかなり下がり、左手は逆に上に上がっているではないですか!
先生:「催眠術、かかりやすい体質のようですね笑」
ちょっと恥ずかしかったです。
そして、部屋を薄暗くし、リクライニングチェアにゆったりと座り
前世への旅が始まりました。。。
大きなドアを開けると‥
先生の合図で、深い深いところに降りるようなイメージで進んでいきます。
子どものころの記憶に立ち寄ってから深く沈んでいったので、
そのエピソードはまた別の記事に書きますね。
先生:「今からあなたにとって意味のある前世の扉を選んで開きます。
目の前にある扉はどんなデザインですか?」
私: 「‥上が丸くなっていて、装飾がある古いドアです。」
先生:「さあ、開けてみましょう。そして見える景色を教えてください。」
私: 「右側に川か池があります。左手は木がたくさんあります。」
先生:「足元を見てください。何か見えますか?」
私: 「古い石畳のような‥赤い木靴を履いているのが見えました。」
「私は15歳の女の子で、水を汲みにきてるみたいです。」
こんなやりとりを続けていきます。
不思議と情景が見えてくるんです!そして何か直感的に数字や言葉が浮かんできます。
でもその時でも、現在の自分はしっかり意識があります。これが不思議。
先生:「それでは、あなたの家に行ってみましょう。」
道具にあふれた部屋
私: 「家の中は薄暗くて、天井が狭いです。何だろう‥道具が壁や天井から沢山釣ってあります。」
「‥家は鍛冶屋をやっているみたいです。」
先生:「中にご家族は誰かいますか?」
私: 「母は住んでいないようです。奥の方で父が働いているのが見えます。」
「暖炉のような火があるところで、金属を叩いています。」
「父は、タンクトップみたいな白い下着姿で、汗をかきながらススだらけになっています。」
「そして、ハゲててお腹がぽっこり出てます‥笑」
なぜか、父親の様子がかなり鮮明に見えてきて笑えてきます。
薄暗い部屋で火のついているところだけが明るく照らされ、
汗だくで金属を叩いている父の背中が見えます。
のぞき込んでみたら
先生:「それでは、お父さんの顔をのぞき込んで見てみましょうか?」
私は、作業する父の背中に近づきます。
そしてスローモーションのようにゆっくりと、灯りに照らされた父親が振り返ります。
私: 「!!!!!!!!」
顔はズームアップされ、瞳に吸い込まれるようにして目があいました。
私: 「しゅ、主人です!!!!」(感情が抑えられなくなり、急に涙があふれ出します)
そう、15歳の少女だった私の父親は、今の主人と同じ瞳を持っていました。
その瞬間に、主人と初めて出会った日も
その大きな瞳に吸い込まれそうに目があった記憶がよみがえりました。
私は言い表しようのない感情の渦にのみこまれて、ただただ涙を流し続けました。
出会って6年ほどの主人ですが、こんなにも前から一緒にいたんです。
少女の想いは、人生のヒント
少しの間私は涙を流しながら、父親(=今の主人)と対面していました。
先生:「今のあなたは、お父さんに対してどんな気持ちですか?」
私: 「お仕事がんばりすぎているので、無理はしないで欲しい。」
「私もお父さんの役に立ちたい。お仕事手伝って、がんばりたい。」
この感情は、今の私が持つ仕事の情熱と同じ熱量だと気づきました。
大切な父親を気遣いながら、二人きりで支えあって
その世を生きたんだということに胸が熱くなりました。
そして、現世の主人をもっともっとサポートしたいなと改めて思いました。
後から先生に教えていただいたのですが、
生まれ変わっても瞳の印象だけは変わらないのだそうです。
不思議な旅をしてきて、現実に戻った私は
なぜかすごく疲れたけれども、心を解放したような清々しさと
今を生きていることへの感謝でいっぱいに包まれて、家路に着いたのでした。
色々な人生を生きてきても、魂にある想いは色あせないのかもしれません。
この世に生を受けたことに感謝し、もっともっと大切に、
楽しんでいこうと決めました。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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