
間も無く日本にも一部の地域で緊急事態宣言が発令されます。
ほんの数ヶ月前の社会と自分の状況を今振り返ってみましょう。
これでもか!と流行した謎のブーム
今日本では、不要不急の外出を自粛する状況です。
今日明日にでも、総理から緊急事態宣言が発令されるもよう。
つい1、2ヶ月前までの現実はリアルだったのかと思うほど
この現実は刻一刻と変化しています。
コロナ流行直前のタピオカブームは、今思うと一種のバブルと言えるでしょう。
街中に同じようなタピオカ店が乱立し、沢山の若者が長い行列をなしていました。
皆手に取り、写真を撮り、1日に何個も消費する光景はニュースでもグルメ番組でもよく目にしました。
そしてゴミ箱や街に捨てられるプラスチック容器のゴミ。
流行によって不足する原材料の取り合いや独占。
報道される度に、一種の違和感を覚えました。
今はというと‥
お店に並ぶ人、ゼロ!
人との距離1.8メートル!
コロナの蔓延と共にタピオカバブルは崩壊したのです。
そしてこれは、私たち地球人の「消費時代」が終わりを告げた瞬間なのです。
コロナの到来によって変わった生活
今の生活は、というと‥
「STAY HOME=家にいましょう」が世界レベルの原則です。
日常生活における人との接触を今は8割減らすことを推奨しています。
そして、食糧やトイレットペーパーの生活必需品の買占めはNG。
それぞれがなるべく家ですごし、感染拡大を無症状であっても防ぐとことが一番の目標です。
自分のため、人のために、今は動かない。
皮肉にもタピオカブームの消費傾向とは全く逆のベクトルへと私たちは進み出しました。
まるでいくつもあるパラレルワールド(並行世界)にシフトしたような感覚を
世界レベルで今経験しているのです。
物質主義の終わり、精神的豊かさのはじまり
ビル・ゲイツがコロナ蔓延に際し公表したとされるオープンレターの一説にこのような表現があります。
私たちの社会が、いかに唯物論的になってしまったかを思い出させてくれます。
https://note.com/rosauchima/n/nab1a52924efd
物欲のままに消費していたことはただの浪費、贅沢だったことに気づかされます。
沢山の資産を持つこと、いい車や家、ブランド品、贅沢な生活が称賛される風潮は一旦終わりました。
今は健康であること、家族が笑顔であること、恐怖や不安のない生活を送ることが
はっきりと幸せと言えるでしょう。
世界中の人々が今、命の大切さと心の平和を求めています。
外に出て、物や情報や刺激を求めていた時期は一旦止まり
今、自分たちの内側に本当の豊かさが「すでにもうある」ことに気づく時なのではないでしょうか。
新型肺炎が終息し、マスクを取って私たちが外に出る時
どんな世界が待っているのでしょうか。
予測もできない新たなパラレルワールドへとシフトすることを期待する毎日です。
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